STORY
〜合氣道歴18年〜
18年間積み上げてきた合氣道とは『天地自然と一体になる』そして『陸での姿勢を整える』ことでした。
他人と優劣を競うのではなく、心を穏やかに人と人と寄り添い、呼吸力から生まれる技によって、心身の錬成を図る。語り始めると奥深過ぎて全ては語れませんが、臍下の一点に心を鎮め、姿勢を整える(背骨を積み上げて整える)、それが合氣の鍛錬のひとつでもありました。
世界の動きが止まった2020年からの数年間は、皆さんも御存知の通り人と触れあえない世界になっていました。人との関わり方がオンラインというシステムに変わったことをきっかけに、私の中での「合氣道」というものが少しずつ変わっていったのです。
それは次なる人生の模索と、扉が開き始めるチャンスでした。
息子たちも巣立ち、環境的にも自由になった私は、海外へ旅に出たり、自給自足を志して農業を経験したりと、約18年間もの合氣道生活から離れ、以前からやってみたかったことや興味を惹かれるものを中心に、とにかく行動してみました。そして温かく暮らしやすい場所を求めて沖縄に移住しました。
WATSUに出会ったきっかけ〜陸から海へ〜
"WATSU"との出会いは突然でした。
宮古島から沖縄本島へ友人に会いに行ったときのことです。「ずっとやってきた合氣道を生かした何かをしたい、それを探しているんだ」と話した時、彼女から聞いたのは「WATSU」という言葉でした。すぐにスマホで検索し、運良く翌日の帰りの飛行機にギリギリ間に合う時間にセッションの予約がとれました。
その時に"WATSU"のセッションをしてくれたのがWABA認定国際WATSUプラクティショナーセラピストの川尻祥子さんでした。
水中でのなんとも言えない心地の良いリラクゼーション。
水との調和は、まるで宇宙遊泳しているかのような、お母さんの子宮にいるかのような、水に抱かれているような、、とても幸せな感覚に感動したことを覚えています。約1時間後には、身体中の滞りをほぐし、背骨をあるべき場所に並べ換えてくれた感覚がありました。
合氣道は長い期間をかけて鍛錬を重ね、自分で自分の身体を整える感覚でしたので、水の中でセラピストに完全に身体を委ねることで短時間に身体が整う感覚には衝撃を受けました。
直感的に、これだ!と。
帰りの車内ではセラピストになるための合宿を申し込んでいました。
そしてWABA認定WATSUプロバイダーを取得。全てがタイミング良く、まるですんなりとパズルのピースが埋まっていくようでした。
WATSUを通して〜
宮古島でワッツを受けていただいた後の感想は個人によってさまざまです。「母に抱かれたよう」「水に委ねることで体験できる氣付きがあった」「滞っていたものがすっきりした」など・・
身体の70%は水分とも言われています。水とセッションを受けている方の波動の架け橋になり、水と一体化したような不思議な感覚を体験していただきつつ自然に心も身体も整うお手伝いをします。
「もっと自由に、もっと素直に」
「無限大の可能性を信じて」
・・愛を込めてセッションさせていただきます・・sala



